発電所詳細

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高郷太陽光発電所

発電所オーナーOWNER

会津電力

 会津電力株式会社は東日本大震災、原発事故後の2013年8月に会津地域の豊かな自然資源から安全なエネルギーを作り出し、地域活性化につなげようという理念の元、会津地方の有志を中心に会社を設立しました。

 まず、太陽光発電所の建設に取り組み、現在、子会社も含めた会津電力グループとして福島県内に88ヶ所の太陽光発電所(計6,107kW)、1ヶ所の小水力発電所(38kW)が稼働中です。
 2019年4月に会津の豊富な水資源を利用して、念願の小水力発電所第1号機として「戸ノ口堰小水力発電所」が完成しました。更に2024年度内完成を目指して、福島県川内村に風力発電所建設も進めています。今後は、バイオマス資源の活用、農業分野における事業についても計画中で、幅広い事業を通して、地域活性化に取り組んで参ります。

発電所の詳細DETAIL

 高郷太陽光発電所は、地元喜多方市のご協力をいただき、喜多方市西部に位置する、自然豊かな高郷町にある市有地をお借りして建設しました。
 2016年10月に完成し、発電容量は348.5kWです。積雪のある地域ですが、架台を2.2mの高さに組み上げて、その上にパネルを30℃の角度をつけて設置し、冬季間でも発電可能なシステムになっています。

発電所の展望PROSPECT

 会津電力の太陽光発電所は50kW以下の小規模発電所が多く、会津地方を中心に県内に分散して建設しています。災害時には緊急用の電源を開放できる発電所もあります。
 また、喜多方市内の発電所の見学も受け入れており、再生可能エネルギーをより身近に感じていただけるよう、普及・啓発活動にも取り組んで参ります。

 喜多方市といえば「蔵とラーメンのまち」として知られています。飯豊連峰から流れ出る良質の軟水と上質の米を使って、昔から蔵の中で味噌、醤油、酒等の醸造業が盛んに行われてきました。水の良さが日本三大ラーメンの「喜多方ラーメン」や、全国新酒鑑評会で入賞する数々の銘酒も生み出しています。

 私たちは再エネの事業を通して、地域に貢献してまいります。

DATA

  • date_icn1.svg太陽光(FIT)
  • date_icn2.svg福島県喜多方市高郷町塩坪
  • date_icn3.svg発電出力 348.5kW
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