発電所詳細

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匝瑳飯塚Sola Share1号機

発電所オーナーOWNER

千葉エコ・エネルギー株式会社

 千葉エコ・エネルギー株式会社は、千葉大学の講師と学生が立ち上げた文理融合型の大学発ベンチャーとして2012年に設立しました。代表は自然エネルギーの研究者で、自然エネルギーを用いた地域活性化の研究を長年に亘って続け、日本初となる博士(公共学)の学位を授与されました。
 その学術的な知見も踏まえ、日本各地で太陽光発電や小水力発電など様々な自然エネルギーの事業化に携わる中で、自然エネルギーと農業を両立させていく「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」への取り組みを進め、現在は千葉県匝瑳市をメインフィールドとしながらソーラーシェアリング事業を行っています。

発電所の詳細DETAIL

・この発電所は、「ソーラーシェアリング」と呼ばれる農地の上で太陽光発電を行う仕組みで、一つの土地の上で農業と自然エネルギー発電を同時に実現しています。
・千葉県匝瑳市飯塚開畑地区で、10年以上に亘って耕作放棄地だった場所を借り、2016年3月に発電を開始しました。
・発電所が完成した翌月には設備下の畑の耕作を再開し、大豆や麦を栽培しています。設備下の農業は、ソーラーシェアリング事業に賛同した地元の若手農業者2人が共同代表を務めるThree little birds合同会社が担っています。
・発電所の売電収入から営農者に対するサポートを行っていて、農薬や化学肥料を使用しない農業を実現しています。

発電所の展望PROSPECT

 飯塚開畑地区では、この発電所を始めとして多くのソーラーシェアリングが新しく設置され、耕作放棄地がどんどん解消されていっています。今後は新規就農者の受け入れを進めたり、有機栽培による農業を進めたりすることで、自然エネルギーと農業の両立による新しい地域活性化のモデル作りを実現していきます。

DATA

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